福岡県薬剤師会 薬事情報センター


医薬品情報 - 新聞から
2001年5月


■国内

インフォームド・コンセント実態調査,手術の危険性,患者の43%が説明受けず,看護協会調査

朝日

05/01

抗がん剤「塩酸ゲムシタビン」,すい臓がんの痛みの緩和などに適応追加に,厚労省

朝日夕

05/02

薬の苦味なくす方法開発,ゲル状多糖類結合し分子を膨らませて刺激少なく,エーザイ

日経

05/04

国立ハンセン病療養所入所者の約3割がC型肝炎ウイルスに感染と推定,全国調査へ

朝日

05/04

心臓発作起こした患者の位置や容体をPHS使い病院に通知,東大・日本光電など

日経

05/04

15歳未満の子供の数,推計1,834万人,総人口の14.4%,27年連続低下,総務省

読売ほか

05/05

クリプトスポリジウム汚染対策,浄水施設に「膜ろ過」導入など今夏に新指針,厚労省

朝日

05/05

保健室に来る子どもの6人に1人は心の病気,45万人に全国調査,旭川医大

読売

05/06

出生時体重軽いほど成人で血中TC値高く,高血圧傾向,低栄養状態が影響か?金沢医大

読売

05/06

卵の卵白にコレステロール上昇を抑制する作用,動物実験,名大ら

朝日

05/08

鉛製の水道管,なお約850万世帯,新基準値超える恐れ,浄水器等他の対策も検討,厚労省

朝日

05/08

医療管理のプロ養成,医療経営・管理学講座開設,経営やサービスを研究,九大大学院

西日本

05/09

ひきこもり相談件数6,151件,大人が6割,5年以上が23% '99年度実態調査,厚労省

朝日ほか

05/09

患者の口中粘膜の幹細胞使い角膜再生,拒絶反応起きず,大量供給も可能に,名大

朝日

05/10

犬・猫過剰接触で感染し肺炎や化膿を起こすパスツレラ症増加,幼児・高齢者で重症化

毎日夕

05/10

インターフェロン無効の難治性C型肝炎,牛乳蛋白成分ラクトフェリン併用で効果

日経

05/11

経口の男性型脱毛症治療薬「フィナステリド」,臨床試験を6月開始,萬有製薬

朝日・読売

05/12

ナノテク(超微細技術)で難治性がん治療,国内での臨床試験開始,国立がんセンター

日経

05/14

バージャー病に本人の骨髄細胞を移植して血管再生する治療法開発,久留米大

西日本・読売

05/15

がん治療の拠点病院を各都道府県に1ヶ所以上整備,地域格差是正,厚労省方針

日経

05/15

禁煙ガム「ニコレット」を年内にも大衆薬として販売,武田薬品

読売

05/17

65歳以上の高齢者世帯626万世帯,25年で6倍に増加,国民生活基礎調査

朝日・西日本

05/18

アレルギー性鼻炎は昆虫も原因,ガに32.5%,ゴキブリに13.4%が抗体持つ

西日本

05/18

国内初の代理母出産,子宮切除の妻の妹に受精卵,厚労省は全面禁止,長野の医師

読売ほか

05/19

植物成長調整剤マレイン酸ヒドラジドをスギの幹に注入し花粉飛散を元から抑制

朝日・日経

05/19

診療所を併設した高齢者向け介護サービス付マンションお目見え,首都圏,ベネッセ等

日経夕

05/19

過労自殺など心の病気での労災認定者36人,前年度の2.5倍,2000年度厚労省まとめ

西日本夕

05/22

豚の肝細胞を使い人工肝臓,臨床応用承認,異種移植指針作成,九大医倫理委

毎日夕ほか

05/22

エステ施術でアトピー性皮膚炎が再発,エステ業者に約440万円の賠償命令,東京地裁

読売

05/23

小腸で砂糖の消化吸収を抑制するL-アラビノース添加砂糖加工品販売,特定保健用食品

日経

05/24

アルツハイマー病の原因蛋白βアミロイドを分解する酵素「ネプリライシン」を特定

朝日ほか

05/25

新薬臨床試験,大病院が開業医と連携して協力患者を確保,山口大・熊大など

日経

05/28

合成麻薬エクスタシー(MDMA)5,500錠押収,国際郵便で密輸,福岡県警

西日本夕ほか

05/28

ダイエット用補助食品に甲状腺ホルモン含有, 10人に健康被害,薬事法違反で回収

読売ほか

05/29

シックハウス原因物質濃度,調査住宅の1/4で指針値超す,築後4〜5年が最悪

朝日ほか

05/30

■海外

ペットボトルの飲料水,安全性や味は水道水と差はない,世界自然保護基金

毎日・読売

05/04

不妊治療で他人の卵子細胞質注入し受精,3人の遺伝子を持つ赤ちゃん30人誕生,米国

朝日ほか

05/06

記憶など司る前頭葉,側頭葉の白質は平均48歳まで発達続ける,MRIで調査,米国

読売夕

05/15

環境ホルモンのビスフェノールAは超低濃度でも悪影響,マウス実験,米研究所

毎日夕

05/15

食用の鳥120万羽処分,インフルエンザウイルス(H5N1)型感染疑い,香港

朝日・読売

05/19

慢性的時差ボケ,右脳側頭葉萎縮し短時間の記憶力低下,20人客室乗務員調査,英国

朝日夕

05/22

免疫抑制剤のタクロリムスに脳梗塞進行抑制作用,米国で臨床試験開始,藤沢薬品

日経

05/25

 

 


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