公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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血糖降下薬の3剤併用療法に関するエビデンスはあるか?(薬局)
疾病・治療法
年月 2025年1月 

第一選択薬の単剤投与による治療を開始して3ヶ月継続しても血糖コントロール目標値に到達していない場合に、第一選択薬の増量、より血糖降下作用の強い薬への変更、作用機序の異なる薬剤の併用が考慮される。いずれの併用も確実な血糖降下作用を認めるが、どの方法が最善かについて、日本では併用療法に関するガイドラインは確立されていない。臨床上使用されるケースが多いメトホルミンとSU薬の併用療法に加えて、3剤目としてα-グルコシダーゼ阻害薬、ピオグリタゾン、DPP-4阻害薬、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬のいずれを追加した場合も血糖コントロールの改善が得られている。
3~4剤併用療法の割合は増加しているが、副作用やアドヒアランスの低下に注意が必要である。

(日本糖尿病学会 糖尿病診療ガイドライン2024より)

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