公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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透析患者にセフジトレン ピボキシル錠100mgを投与する場合の用法・用量は?(薬局)
疾病・治療法
年月 2025年3月 

セフジトレンピボキシルは、透析で除去されにくく、腎機能低下患者に対しては注意が必要である。高度腎機能低下(Ccr<30mL/min)~末期腎不全(Ccr<15mL/min)および透析患者には、1日1回100~200mgとする。承認用量は1回100mg(重症または効果不十分の場合は200mg)を1日3回。     

(腎機能別薬剤投与量 POCKET BOOK 第5版より)

添付文書の高度の腎障害のある患者では、「投与間隔をあけて使用すること。血中濃度が持続する」と注意されている。また、腎機能障害患者および人工透析導入患者に錠剤200mgを食後に単回経口投与した場合、腎機能の低下した患者(特にCcr<30mL/minの患者あるいは人工透析導入患者)では、健常人と比較して、尿中への排泄の遅延により半減期が延長し、血清中濃度は約1~2.5倍に、AUCは約5~10倍に上昇することが認められている。

(メイアクトMS錠100mg インタビューフォームより)

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