質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ

福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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| パーキンソン病の治療で、レボドパ製剤とドンペリドンを併用することはあるか?(一般)
疾病・治療法 |
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| 年月 | 2025年6月 |
レボドパ製剤はパーキンソン病の基本的な治療薬であるが、副作用として悪心・嘔吐、食欲不振などが起こる。また、腸管からの吸収率が悪いため、効果が現れないことや効果発現に時間がかかるなどの問題がある。これらを解消するために、消化器症状の緩和とレボドパ製剤の吸収率を高める効果を期待して、ドンペリドンを併用することがある。パーキンソン病診療ガイドライン2018でも、ドンペリドンの併用は有用とされている。
ドンペリドンは、末梢性ドパミンD2受容体遮断作用により、消化管の蠕動亢進、胃通過時間の短縮作用を有し、また、第4脳室底にある嘔吐中枢の化学受容体のドパミンD2受容体遮断作用により、嘔吐を抑制する。ドンペリドンは、ドパミン受容体を遮断することで、薬剤性パーキンソニズムを起こす可能性はあるが、血液脳関門の透過性が低く脳には到達しにくいため、パーキンソン病の病状を悪化させるリスクは少ない。














