質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ

福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
質疑・応答検索
相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。
※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。
| 口腔カンジダ症はヒトからヒトへ感染するか?(一般)
疾病・治療法 |
|
| 年月 | 2025年10月 |
口腔カンジダ症は、主にカンジダ・アルビカンス(Candida albicans)という真菌によって起こる口腔感染症である。カンジダ菌は弱毒性、口腔内の常在菌の一種であり、存在自体が感染ではなく、1)普段はある程度以上は菌数が増えないように他の菌と共存している。しかし、副腎皮質ステロイド薬の投与や糖尿病、全身衰弱などによって免疫力が低下している状態、唾液量の減少、長期間にわたる抗菌薬の服用などにより常在菌間のバランスが崩れると、カンジダ菌が異常に増殖して病原性を発揮し、口腔カンジダ症を発症する。2)また、口腔衛生状態の悪化も口腔カンジダ症をもたらす。1)つまり、口腔カンジダ症は、ヒトからヒトへ「感染した」のではなく「自分の菌が増えた」ことで発症するものである。
1)阪口英夫:日本医真菌学会雑誌 58(2),J43,2017.
2)日本口腔外科学会ホームページ:口腔外科相談室 口腔粘膜疾患 口腔カンジダ症
https://www.jsoms.or.jp/public/disease/setumei_koku/














