質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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にきび(尋常性痤瘡)の治療で抗菌薬を内服するのはどんな場合か?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2010年11月 |
皮脂が毛包内に貯留した面皰(非炎症性皮疹)が、P.acnes菌の増殖により丘疹や膿疱の中等症以上の炎症性皮疹に進行した場合、抗菌薬の内服が推奨される。日本でにきび(化膿性炎症を伴うもの)に適応を有する抗菌薬はロキシスロマイシン、ファロペネム、セフロキシム アキセチル、レボフロキサシン、トスフロキサシン、スパルフロキサシンの6剤である。なお、尋常性痤瘡治療ガイドライン(日本皮膚科学会)では、エビデンスレベルによる推奨度はテトラサイクリン系のミノサイクリン、ドキシサイクリンやマクロライド系のロキシスロマイシンが高い(推奨度は効果が高いことを意味するのではなく、効果を示す信頼できるエビデンスを有することを意味する)。