質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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痛風関節炎でのコルヒチンの使用法は?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2011年6月 |
高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(2010年)では、発作前兆期にコルヒチンを1錠(0.5mg)服用し、発作を頓挫させる。このために痛風患者にはコルヒチンを処方し、携行することを勧める。発作の極期に開始すると大量投与しても十分な効果が得られず、副作用(腹痛、下痢、嘔吐、筋痙攣等)が発現しやすい。発作が頻発する場合、または尿酸降下薬の投与を開始後に血清尿酸値の低下に伴う痛風発作が予側される場合は、予防的投与としてコルヒチンを1日1錠、連日服用する(コルヒチン・カバー)。後者の目的の場合、1~3ヶ月間投与し、その後中止する。