公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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サルコイドーシスとはどんな病気か?(薬局)
疾病・治療法
年月 2011年9月 

サルコイドーシスは原因不明の全身性(多臓器性)肉芽腫性疾患で、特定疾患である。免疫反応が関与していると考えられ、若年(20~30代)と中年(40~50代)に好発し、両側肺門リンパ節、肺、眼、皮膚の罹患頻度が高いが、神経、筋、心臓、腎、骨、消化器なども罹患する。発見時の約1/3は無症状で、霧視・羞明・飛蚊・視力低下などの眼症状で発見される場合が最も多く、次いで皮疹、咳、全身倦怠が多い。その他、発熱、結節紅斑、関節痛などがある。根治療法はなく、多くの症例では無治療で経過観察するが、自覚症状が強く日常生活が障害される症例や、将来生命の予後が危ぶまれる症例(中枢神経病変、心病変、腎病変等)に限って治療が行われる。治療薬は副腎皮質ステロイドが最善と考えられるが、再発症例も多く、第2選択として免疫抑制剤も考慮される。

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