公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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糖尿病用薬のピオグリタゾンを、非アルコール性脂肪肝炎に使用するか?(一般)
疾病・治療法
年月 2015年9月 

非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)は、慢性炎症から肝硬変や肝がんに進行する脂肪性肝疾患であり、食事療法や運動療法の基本治療で十分な改善が得られない場合、積極的な薬物療法が必要である。NASHの一因にインスリン抵抗性があり、インスリン抵抗性改善薬のピオグリタゾンは第一選択薬である(保険適応外使用)。ピオグリタゾンは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)γを活性化して、インスリン抵抗性を改善し、脂肪細胞の小型化、アディポネクチン発現誘導等により、脂肪肝を改善する。さらに、直接肝臓の構成細胞に作用し、NASHの病態を改善する効果が報告されている。

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