質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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インクレチン関連薬服用患者のシックデイ時の対処は?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2015年11月 |
糖尿病治療薬のインクレチン関連薬(DPP-4阻害薬、GLP-1受容体作動薬)のシックデイ時の使用は、コンセンサスが得られていない。血糖自己測定値を参考に、インスリンへの切り替えも含めて以下のように対処する。
(DPP-4阻害薬)食事が全く摂れない場合や下痢・嘔吐が続けば中止するという考えが多い。
(GLP-1受容体作動薬)食事が全く摂れない場合は中止するという意見や、2ヶ月以内の新規導入例を除き、継続するとの意見もある。
(科学的根拠に基づく糖尿病治療ガイドライン2013より)