質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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趾間型足白癬(水虫)の痒みの対処法は?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2015年12月 |
痒みの原因は、白癬菌以外の抗真菌外用薬等による接触皮膚炎等が原因であることが多い。特にびらんや亀裂がある病変部は接触皮膚炎を起こしやすく、その治療を優先する。
ステロイド外用薬を1~2週間塗布する。滲出液が多い湿潤型の場合は、その上から油脂性軟膏(亜鉛華単軟膏等)をリント布やガーゼに約2mm程度にのばして、1日1回貼付する(軟膏除去はオリーブ油を綿にしみこませて、軟膏を軟化させて拭き取る)。
炎症が治まったら抗真菌外用薬の治療を開始する。抗真菌外用薬の塗布により、症状は1~2週間程度で治まるが、症状消失後も角質に白癬菌が残存するため、4週間以上は抗真菌外用薬を継続する。