公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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急性膵炎の疼痛に使用する鎮痛薬は?(病院薬局)
疾病・治療法
年月 2016年6月 

急性膵炎の疼痛は、激しく持続的であるため、発症早期より十分な除痛が必要である。軽症から中等症におけるランダム化比較試験では、ブプレノルフィン(初回0.3mg静注、続いて2.4mg/日の持続静脈内投与)は除痛効果に優れている。また、非麻薬性鎮痛薬に指摘されているOddi括約筋収縮作用による病態悪化も認められず、Oddi括約筋弛緩目的でのアトロピン硫酸塩の使用も必要ないと報告されており、急性膵炎の疼痛コントロールに有用とされている。ただし、過鎮静の副作用が多いので注意が必要である。その他、ペンタゾシン(30mgの6時間毎静脈内投与)も有効である(急性膵炎ガイドライン2015より)。

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