質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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気管支喘息患者に使用できる睡眠障害治療薬は?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2016年6月 |
睡眠障害に頻用されるベンゾジアゼピン(BZ)系・非BZ系の睡眠導入薬は、GABA作用増強による呼吸抑制の恐れがあるため、気管支喘息の急性期等で呼吸機能が高度に低下している場合には、原則禁忌である。メラトニン作動薬のラメルテオン(ロゼレム)、オレキシン受容体拮抗薬のスボレキサント(ベルソムラ)はGABA作用がなく、禁忌・原則禁忌ではない。抗不安薬は、気管支喘息患者への使用が禁忌・原則禁忌ではなく、睡眠障害に適応がある薬剤に、アルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス等)、ロフラゼプ酸エチル(メイラックス等)、タンドスピロン(セディール等)、ブロマゼパム(セニラン、レキソタン等)等がある。