質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ

福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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| 偽膜性腸炎治療の糞便移植法とは何か?(薬局)
疾病・治療法 |
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| 年月 | 2017年12月 |
偽膜性腸炎は、主に抗菌薬の使用が原因となり、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)の感染によって発症する。治療は原因抗菌薬を中止し、メトロニダゾールまたはバンコマイシンを使用するが、近年、腸内細菌叢の是正を図る糞便移植法が注目されている。
糞便移植法は、健常人等のボランティアから採取した糞便を生理食塩液等に混和した後、ろ過して使用する。投与方法は、経鼻胃管・上部消化管内視鏡を用いた胃内投与、ゼラチンカプセル等処理した後の経口投与、下部消化管内視鏡での遠位結腸への投与、内視鏡・浣腸・直腸カテーテルを使用した近位結腸への投与がある。再発性偽膜性腸炎に対する無作為割付比較試験で、糞便移植法はバンコマイシンより治療成績が良好で、重大な合併症を認めなかった報告がある。安全性についての検討はまだ不十分であり、臨床試験として行われている。














