質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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アトピー性皮膚炎(AD)で、ステロイド外用薬とプロトピック軟膏の使い分けは?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2018年4月 |
プロトピック軟膏(タクロリムス)は分子量が大きく、バリア障害が改善された正常な皮膚からは吸収されにくく、ステロイド外用薬を長期使用した時に見られる皮膚萎縮や毛細血管拡張等がない。また、ステロイド外用薬で治療困難であったADに対しても高い有効性が期待でき、特に顔面・頸部に高い適応を有する。灼熱感や刺激感があるため、ステロイド外用薬で炎症を抑え、炎症が軽快後の寛解維持に使用が勧められる。広範囲に用いる場合、皮疹の程度に合わせてステロイド外用薬を併用する(ただし、混合や重層は避ける)。