公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

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マクロライド系薬にアレルギーがある。インフルエンザワクチンにマクロライド系薬は含まれているか? (一般) 
疾病・治療法
年月 2018年10月 

インフルエンザワクチンは、大量に培養されたウイルスを集めて精製した後、加熱やホルマリン等の薬剤を用いて処理し、病原性を消失または無毒化した不活化ワクチンであり、抗生物質は含まれない。一方、麻疹ワクチン等の生ワクチンは組織培養で製造されるので、製造過程で細菌の混入を防止するために抗生物質(エリスロマイシンラクトビオン酸塩、カナマイシン硫酸塩)が使用されており、ワクチンに残存する。ただし、その濃度は極めて低く、予防接種対象小児がワクチン中に含有する抗生物質に対しアレルギーを生じたことがあるという既往を持つ者はほとんどいないが、念のため注意すべき項目としてあげられている。

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