質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ

福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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| チラーヂンSは食前に服用したほうがよいのか?(一般)
薬効・薬理、体内動態 |
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| 年月 | 2025年8月 |
甲状腺ホルモン製剤のチラーヂンS(レボチロキシンナトリウム水和物)は、服用後2時間ほどで血中濃度がピークになり、1)小腸(主に空腸・回腸)から吸収される。2)
食事によりレボチロキシンの生物学的利用率が約20%低下することや、小麦、大豆製品、青汁などの繊維質がレボチロキシンの吸収・効果発現を遅延させることが知られている。これは、食事中に含まれる金属とのキレート形成や食物繊維による吸着などに起因すると考えられる。3)その他、コーヒーもレボチロキシンの吸収を妨げる可能性がある。
食後の服用はレボチロキシンの吸収に影響を与える可能性があるため、食事30~60分前の空腹時に服用することが推奨されている。
1)レボチロキシンNa錠「サンド」インタビューフォーム
2)チラージンSインタビューフォーム
3)杉山正康編:新版 薬の相互作用としくみ-第2版-, 日経BP, 2022年9月12日














