質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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スプレキュア(ブセレリン酢酸塩)の使用中止後、排卵回復までの期間は?(薬局)
薬効・薬理、体内動態 |
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年月 | 2016年4月 |
ブセレリン酢酸塩は性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)誘導体で、子宮内膜症等に使用する。反復投与により下垂体のGnRH受容体を連続的に刺激し、受容体数を減少させ(ダウンレギュレーション)、ゴナドトロピン及び性ホルモンの産生、分泌を抑制することにより排卵を抑制する。
(点鼻)基礎体温をフォローできた283例の調査。排卵回復率は累積例数で、中止後5週で49.5%、8週で86.2%。全例で投与終了後に排卵を確認でき、卵巣機能は確実に回復。
(皮下注射)基礎体温が確認でき、排卵日が特定された47例の調査。排卵回復率は累積例数で、中止後8週以内で78.7%、16週までで89.4%、24週までで100%。全例で中止後24週間以内に排卵が回復。