公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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抗インフルエンザウイルス薬のイナビル吸入粉末剤20mgの添付文書には、構造式が2つあるがなぜか?(薬局)
薬効・薬理、体内動態
年月 2012年4月 

イナビル吸入粉末剤20mg(ラニナミビルオクタン酸エステル水和物)は、3-アシル体と2-アシル体の2種類の位置異性体の混合物である。位置異性体とは構造異性体の一種で、有機化合物において組成は同じだが分子中の置換基が付いている位置が違い原子の配列順が異なるもので、例えば、キシレンはメチル基の位置の違いにより、3種の異性体(オルト-、メタ-、パラ-)が存在する。異性体間の化学的・物理的性格は類似しているが、置換基の種類が多い場合にはその相対的な位置関係により性質は異なる。

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