質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ

福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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| 経管投与されるモルヒネ徐放性製剤は、注入条件によりシリンジ等への残存率に差があるか?(薬局)
薬効・薬理、体内動態 |
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| 年月 | 2014年10月 |
2種類の経管栄養カテーテル(13.5Fr、10.5Fr)と4種類の注入剤〔精製水、牛乳、経腸栄養剤(CZ-Hi)、嚥下補助ゼリー〕を用いて、4種類のモルヒネ徐放性製剤の通過性と付着性を検討した以下の報告がある(高田慎也ら:Palliative Care Research 3(2),101,2008.より)。
ただし、徐放性製剤のカプセル開封は、急激な吸収や一過性の血中濃度上昇など体内動態が変化する可能性があるため、注意が必要である。
(注入方法)
各薬剤30㎎をカップに入れ、各注入剤20mLを混合し懸濁液とし、シリンジで吸い上げた後、カテーテルに接続し、ゆっくり注入。その後、同一注入剤20mLを注入。
表 モルヒネ徐放性製剤の合計残存顆粒数※1 (平均値±S.D.(平均残数%))
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商品名 |
13.5Fr |
10.5Fr |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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精製水 |
牛乳 |
CZ-Hi |
ゼリー |
精製水 |
牛乳 |
CZ-Hi |
ゼリー |
|
|
パシーフカプセル30mg |
16±2.9 |
24±6.2 |
20±5.9 |
8±1.8* |
20±4.6 |
21±3.8 |
20±5.2 |
10±3.9* |
|
MSツワイスロンカプセル30mg |
10±4.8 |
8±2.6 |
11±3.1 |
2±0.7* |
- |
9±1.6 |
11±2.8 |
2±0.7** |
|
カディアンカプセル30mg |
- |
- |
- |
0 |
- |
- |
- |
0 |
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モルペス細粒30mg※2 |
2+ |
+ |
+ |
+ |
2+ |
+ |
+ |
+ |
※1:カップ内、注入後・フラッシュ後シリンジ内、カテーテル内、三方活栓内の合計残存顆粒数(実験には各製薬会社より提供されたモルヒネ非含有の粒子を使用)
※2:残存細粒数の計測が困難なため、多め(2+)、少なめ(+)で評価
*:p<0.05(ゼリー:精製水、牛乳、CZ-Hi) **:p<0.05(ゼリー:牛乳、CZ-Hi)
-:カテーテル内に閉塞が認められたため、測定不能と評価














