質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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リリカは効果発現までに時間がかかるらしいが、どのくらいか?(一般)
薬効・薬理、体内動態 |
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年月 | 2013年3月 |
リリカ(プレガバリン)はγ-アミノ酪酸(GABA)誘導体で、神経障害性疼痛、線維筋痛症に伴う疼痛に適応を有する。めまい、ふらつき、眠気等の副作用が起こりやすいため、少量から投与を開始し、1週間以上かけて徐々に増量する。通常、十分な効果発現には数日から約1週間を要する。帯状疱疹後神経痛患者を対象に1日150㎎、300㎎、600㎎を13週間投与した臨床試験では、疼痛スコアはプラセボ群に比べ、150㎎/日群では第1週および第2週で有意に低く、300mg/日群および600mg/日群では第1週から投与期間全体を通して有意に低かった。