質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ

福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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| セレコキシブは骨への作用はあるか?(一般)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦 |
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| 年月 | 2025年9月 |
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)のセレコキシブは、炎症性サイトカインや機械的刺激により誘導されるプロスタグランジン合成酵素であるシクロオキシゲナーゼ(COX)-2を阻害し、プロスタグランジンE2(PGE2)産生を阻害することにより抗炎症・鎮痛作用を示す。
PGE2は骨芽細胞に働き、破骨細胞形成因子(RANKL:receptor activator of NF-κBligand)を誘導し、破骨細胞前駆細胞のRANKと細胞接触し、破骨細胞へと分化、活性化させる。1)in vitro試験において、セレコキシブは濃度依存的に破骨細胞の分化抑制に伴う骨吸収抑制を示すことが報告されている。2)
また、NSAIDsはCOX選択性にかかわらず、破骨細胞分化抑制作用があることが報告されている。3)
1)佐野 統:日本内科学会雑誌 100(10), 2888, 2011.
2)龍 家圭ら:昭和学士会誌 74(3), 333, 2014.
3)唐川 亜希子:Dental Medicine Research 29(1), 46, 2009














