質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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高カリウム血症、低カリウム血症の症状は?(薬局)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦 |
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年月 | 2016年10月 |
一般に初期または軽症の場合には無症状のことが多い。
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症状 |
原因薬剤 |
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高カリウム血症 |
消化器症状(悪心・嘔吐、下痢等)、筋肉及び中枢神経系の症状(錯感覚、痙攣、反射消失)等。横紋筋の弛緩性麻痺(呼吸麻痺に至るおそれ)。心電図変化〔T波の尖鋭化・増高(テント状T波)、PR延長、QRS幅増大、P波の平坦化ないしは消失等〕。心停止。 |
カリウム製剤 |
低カリウム血症 |
神経・筋症状(四肢の知覚異常、筋脱力・麻痺、呼吸筋麻痺)、消化器症状(悪心・嘔吐、麻痺性イレウス)、循環器症状(心室性期外収縮、心房細動)、精神症状(無気力、嗜眠、昏睡)、多飲・多尿、口渇等。 |
ループ利尿薬 |