公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

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糖尿病患者の内視鏡検査の前処置に、グルカゴンを使用してよいか?二次的に低血糖になる理由は?(医師)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦
年月 2018年10月 

糖尿病患者は、血糖上昇作用により血糖コントロールに影響を及ぼすおそれがあり、血糖値の変動等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに適切な処置を行う。糖尿病患者の内視鏡検査前処置にグルカゴンを使用する安全性の目安として、空腹時血糖値が125~150mg/dLの範囲内であれば、高血糖昏睡等の急性合併症を起こす可能性は少ないと推定されている(増永高晴ら:日本消化器内視鏡学会雑誌 40(2),150,1998.)。
グルカゴンは膵臓のβ細胞のインスリン分泌促進作用も有するので、二次的に低血糖を起こす可能性があり、ブドウ糖等の投与の準備を行う。

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