公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

硫酸アトロピンの散剤は、倍散を作って調剤するのか?(薬局)
調製法等
年月 2012年2月 

通常、0.1g以下の散剤を迅速正確に秤量するためには、希釈散(倍散)を作って調剤する。利便性の観点から、希釈散を予製して在庫する場合があるが、濃度の異なる2種類以上の希釈散の在庫は取り違いによる医療事故の発生につながるので勧められない。             


※「倍散」という用語が以前は用いられていたが、薬剤事故防止の立場から濃度表示に変更することになり、現在は「希釈散」の用語が使用されている。「医療事故を防止するための医薬品の表示事項及び販売名の取扱いについて(平成12年9月19日付医薬発第935号厚生省医薬安全局長通知)」では次のようになっている。「軟膏剤、液剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤、点眼剤等、1回の投与時に各製剤の一部を使用する製剤にあっては、原則として濃度(w/v%、w/w%等)を記載すること。なお、散剤の濃度表示として「○○倍散」は用いないこと」。

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