公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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ノコギリヤシと相互作用がある医薬品は何か?(薬局)
食品・健康食品
年月 2013年4月 

ノコギリヤシは北米原産のヤシ科植物である。中国語名は「棕櫚子」で、止血、利尿等に効果があるとされ、泌尿器疾病等の治療薬(漢方)に利用されてきた。果実抽出液は排尿困難など前立腺肥大症の症状改善効果が示唆され、サプリメントとして市販されているが、現在プラセボと比較して効果に差がなかったとする報告も散見されている。
ノコギリヤシは、抗アンドロゲン活性および抗エストロゲン活性を持つため、経口避妊薬やホルモン療法の効果に影響を与えることがある。また、ノコギリヤシを使用していた患者が、手術中に多量の出血を起こした等の報告もあり、抗血液凝固薬や抗血小板薬との併用で出血傾向が高まる恐れがあるため注意が必要である。

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