公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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弾性ストッキングは、どの程度の圧迫圧を選択したらよいか?(薬局)
その他
年月 2016年6月 

弾性ストッキングは、一般医療機器(機械器具(12)理学診療用器具)で、下肢の静脈血、リンパ液のうっ滞を軽減又は予防する等の静脈環流の促進を目的に使用される。末梢部を最大に中枢に向かい漸減的に圧力を加える機能を有する。弾性ストッキングによる圧迫は、毛細血管部において動脈側へは水分の染み出しを抑える圧力となり、静脈側へは水分吸収を後押し、促進させる圧力として働くため、組織間液の減少(むくみの予防・軽減)が可能になる。圧迫の強さ(圧迫圧)は足関節部の圧迫力の強さで表示されている。

圧迫圧

病態

20mmHg未満

血栓症予防、静脈瘤予防、下肢静脈瘤のストリッピング手術後、他疾患による浮腫

20~30mmHg

軽度静脈瘤、高齢者静脈瘤、小静脈瘤の硬化療法後

30~40mmHg

静脈瘤、静脈血栓後遺症、硬化療法後

40~50mmHg

高度浮腫、皮膚栄養障害のある静脈瘤、静脈血栓後遺症、リンパ浮腫

50mmHg以上

高度リンパ浮腫

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