薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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子ども(5歳児)に水痘ワクチンを接種していたが、罹患してしまった。バルトレックスを処方されたが、飲んだほうが良いのか?(県民)
適正使用 |
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年月 | 2017年1月 |
水痘ワクチンを健康小児に1 回接種した場合、90%以上は抗体陽転するが、長期追跡調査の結果、被接種者の約20%が罹患するとの報告がある。その場合、多くは軽症(発疹50個以下)に経過するが、中には自然水痘と同様な症状を示すことがある。
バルトレックスは水痘ウイルスの増殖を抑える薬で、罹患した場合は指示通りに服用する。