薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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インフルエンザの発熱に対する、解熱剤使用の注意点は?(医師)
適正使用 |
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年月 | 2017年1月 |
インフルエンザ臨床経過中の脳症・脳炎の患者にジクロフェナクナトリウムの使用は禁忌である。
15歳未満のインフルエンザ患者に、サリチル酸製剤、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸は、ライ症候群との関連性を示す海外の疫学調査報告があるので投与しないことを原則とするが、投与する場合には慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察する。
インフルエンザ患者の解熱・鎮痛薬には、アセトアミノフェンが推奨される。