薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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メインテート、フロセミド、スピロノラクトン、アリセプト、エリキュース、マーズレンS配合顆粒、ランソプラゾール、ロゼレム、ロキソニンS(市販薬、時々服用)を服用中の患者。フロモックス、ロキソニンまたはカロナールとの相互作用は?(歯科医師)
相互作用防止 |
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年月 | 2020年5月 |
メインテート(ビソプロロールフマル酸塩)とロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)で、降圧作用減弱の可能性があり、併用注意。
フロセミドとロキソニンで、利尿作用減弱の可能性があり、併用注意。
スピロノラクトンとロキソニンで、降圧作用減弱、腎機能障害者で高カリウム血症の可能性があり、併用注意。
アリセプト(ドネペジル塩酸塩)とロキソニンで、消化性潰瘍の可能性があり、併用注意。
エリキュース(アピキサバン)とロキソニンで、出血傾向増大の可能性があり、併用注意。
マーズレンS配合顆粒(アズレンスルホン酸ナトリウム水和物・L-グルタミン)またはランソプラゾールを消化性潰瘍で服用の場合、ロキソニンまたはカロナール(アセトアミノフェン)は禁忌。
ロキソニンまたはカロナールを服用時は、ロキソニンS(ロキソプロフェンナトリウム水和物)は使用しない。