2018-2019年度薬剤師のための臨床腫瘍薬学セミナー
2019年度開催予定 ※参加申し込み受付は終了しております。
開催日時・会場 |
内容 |
詳細 |
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第4回 2019年9月1日(日) 14時~17時15分 パピヨン24ガスホール
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主要がん種について
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(1)血液がんにおける薬物治療の基礎知識 衛藤 智章 先生 国立病院機構九州がんセンター臨床研究センター治験推進室治験主任 |
(2)胃癌の薬物療法と薬学的介入 柿本 秀樹 先生 福岡大学病院薬剤部 |
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医療連携・薬局での患者指導 大腸がん:模擬症例への薬物療法介入−術後補助療法から再発まで |
八坂 瑞臣 先生 ㈱ MIZ(ミズ) 溝上薬局執行役員 |
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下川 友香理 先生 総合メディカル㈱そうごう薬局天神中央店 |
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第5回 2019年11月10日(日) 14時~17時15分 都久志会館
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主要がん種について
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(1)前立腺がんの薬物療法と薬学的介入のポイント 内山 将伸 先生 福岡大学筑紫病院薬剤部主任 |
(2)婦人科癌における薬学的な介入 南 晴奈 先生 九州大学病院薬剤部 |
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医療連携・薬局での患者指導
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(1)がん薬物療法への薬局薬剤師の活動 村田 勇人先生 クオール株式会社関東第一薬局事業本部統括主任 |
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(2)踏み出そう!がん関連処方箋のはじめの一歩~実際に体験した症例を踏まえて~ 坂井 智凡 先生 株式会社ツール・ド・メディケーション花ことば薬局 |
2018年度開催状況
開催日時・会場 |
内容 |
詳細 |
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第1回 2018年8月26日(日) 14時~17時15分 都久志会館
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がんについての基礎知識を学ぶ |
(1)JASPO認定取得の意義と方法を理解する 山口 健太郎 先生 長崎大学病院薬剤部 (2)がんについての基礎知識 山口 健太郎 先生 長崎大学病院薬剤部 (3)抗がん薬の基礎知識(作用機序・副作用) 堤 一貴 先生 久留米大学病院薬剤部副部長補佐 (4)資料の読み方について 高橋 郷 先生 相模原病院薬剤部試験検査主任 |
第2回 都久志会館
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支持療法について |
(1)手足症候群、皮膚障害(skin rash) 魚井 みゆき 先生 九州がんセンター薬剤部主任薬剤師 (2)消化器症状(悪心嘔吐、便秘、下痢) 平池 美香子 先生 九州医療センター薬剤部薬務主任 (3)骨髄抑制、末梢神経障害、腎障害 高橋 誠 先生 久留米大学病院薬剤部主任 (4)免疫関連有害事象 木村 滋 先生 九州医療センター薬剤部薬務主任 |
緩和ケアについて |
がん疼痛治療を中心に 内田 まやこ 先生 大阪薬科大学臨床薬学教育研究センター講師 |
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第3回 都久志会館 |
主要がん種について |
(1)大腸癌の病態 ・治療・支持療法の ポイント 林 稔展 先生 福岡大学薬学部臨床薬学教室准教授 (2)肺がんの薬物療法 渡部 仁美 先生 九州大学病院薬剤部 (3)乳がん薬物療法 ~経口剤服薬指導の実際~ 葉田 昌生 先生 JCHO久留米総合病院統括診療部薬剤科副薬剤科長 |
「薬剤師のための臨床腫瘍薬学セミナー」の開催と受講者募集開始のお知らせ
平成30年6月26日
会員各位
公益社団法人福岡県薬剤師会
会長 原口 亨
謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より本会会務に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、厚生労働省は平成27年10月に「患者のための薬局ビジョン」を公表し、地域包括ケアシステムの中で薬局薬剤師及び病院薬剤師に対しチーム医療の中で互いに連携し、高度薬学管理ニーズ(抗がん剤の副作用対応等)に対応することを求めています。
多くのがん患者さんは外来で抗がん薬治療をしながら自宅で過ごされます。副作用などの心配がなるべく少ない、高いQOLで日常生活を送るためには特に自宅での細やかなケアが必要で、そのためには多くの薬剤師の力が必要です。そこで多くの薬剤師ががんについて興味を持ち、深い知識を持つことが必要だと考えており、本セミナーがその入り口として機能できればと思い、講演内容を企画立案しています。
日本国民の3人に1人ががんに罹り、そのうち2人に1人ががんで亡くなると言われています。患者が薬剤師に求めている事は適切な薬物療法が実践されること、また副作用などの不利益が回避されたり最小限となることで、患者さんやその家族に最大の益がもたらされることではないでしょうか。「認定薬剤師なんて私には無縁」と思われるかもしれませんが、薬剤師の専門性を存分に患者さんに還元するためには、1つの疾患についての専門性を身につけることが必須と言っても過言ではありません。また、専門知識を勉強した結果、仮に認定薬剤師が取得できなかったとしても、認定薬剤師を取得する過程で学んだ内容は「患者を全身管理するため」の知識であり、がん以外の知識もそれなりに身についているのではないでしょうか。つまり「認定薬剤師を目指してみる」というのは「薬剤師の底力」を引き上げるための有効な近道かもしれません。そしてその過程で得た知識は決して廃れることなく、すべて患者さんに還元されていきます。
公益社団法人福岡県薬剤師会では、平成30年8月から約2年間をかけて全5回の研修会で、がんの基礎知識、支持療法、主要がん種各論、病診薬連携による患者指導の内容で、一般社団法人日本臨床腫瘍薬学会(JASPO)の「外来がん治療認定薬剤師」修得のためのセミナーを下記のとおり開催することとなりました。
この機会に、多くの会員の先生方に参加いただきたく存じます。
なお、受講希望者はセミナー参加時までに、なるべく日本臨床腫瘍薬学会(JASPO)と薬剤師会への入会をお願い申し上げます。
敬 具
平成30-31年度「薬剤師のための臨床腫瘍薬学セミナー」概要
「概要」印刷用 (83KB; PDFファイル)
- 開催期間 平成30年8月~令和2年3月まで
※日曜日または祝日の14時~17時15分 - 形式 座学
- 受講料 無料(福岡県受講者)
- 主催 公益社団法人福岡県薬剤師会
- 受講証 日本臨床腫瘍薬学会受講証、日本薬剤師研修センター集合研修受講証(カード・シール)
※参加申し込み受付は終了しております
受講希望者へのお知らせ
- 受講対象者は、原則、福岡県薬剤師会会員 福岡県病院薬剤師会会員
※すべての回の受講をお願いしております。 - 学会への入会が必須となります。
◆日本臨床腫瘍薬学会(JASPO)ホームページ
https://jaspo-oncology.org/ - JASPO認定受講単位と日本薬剤師研修センター集合研修単位を同時に修得できます。
- 定員となり次第、募集を締め切らせていただきます。
- 参加申し込みフォームに入力後、必ず「確認画面」にて入力内容を確認し、申し込みを完了してください。
- 参加の可否につきまして、参加申し込みフォームにご入力いただいたアドレスに連絡させていただきますのでご確認ください。
- セミナー当日の受付は、開始60分前から行います。
- 受講証と配付資料は、セミナー当日に会場にて直接受講者本人に手渡します。
- 主催・お問い合わせ先
公益社団法人福岡県薬剤師会
〒812-0018 福岡市博多区住吉2-20-15
電話092-271-3791 FAX 092-281-4104