医療用・一般用抗原定性検査キットの取扱いについて
医療用と一般用の比較
今般、一般用新型コロナウイルス感染症抗原定性検査キットの製造販売が承認されたことを受けまして、薬局及び店舗販売業において医療用検査キット(薬局に限る。)及び一般用検査キットを販売する際は以下の点にご留意いただきますようお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症診断用抗原定性検査キット 医療用と一般用の比較(R4.11.15)
抗原定性検査キットの取扱い
購入者に対しては、製造販売業者が作成した使用方法の説明書等とともに「別添1-1(福岡県版)キット購入者への説明用資料」を用い、抗原定性検査キットの特性や検査の実施方法等の説明を行い、併せて「別添2 購入した抗原定性検査キットで新型コロナウイルス抗原陽性となった場合の対応方法」を配布すること。福岡県においては、薬局で購入した検査キットにおいて検査結果が陽性となった場合は、「陽性者登録」か「医療機関を受診」のいずれかとされています。
別添1-1(福岡県版)キット購入者への説明用資料(R5.1.23)
別添2 購入した抗原定性検査キットで新型コロナウイルス抗原陽性となった場合の対応方法(R5.1.23)
(福岡県版):医療用抗原検査キット使用チェックリスト兼確認書(R4.4.1)
(※署名欄があるが記載は求めていない。)
医療用抗原検査キットを販売する際は、理解状況の確認に利用する文書があります。
薬局掲示例(デザインテンプレート)Ver.2.0(PDF) /(Word)(R4.10.24)
◆新型コロナウイルス及びインフルエンザウイルス同時検査キットの取扱い
医療用新型コロナウイルス抗原定性検査キット(薬局に限る。)及び一般用新型コロナウイルス抗原定性検査キットの購入者に対しては、別添1-1(福岡県版)を、医療用同時検査キット(薬局に限る。)及び一般用同時検査キットの購入者に対しては、別添 1-2(福岡県版)を用い、 抗原定性検査キットの特性や検査の実施方法等の説明を行うこと。 説明後、購入者が説明の内容を理解したことを確認した上で販売すること。
併せて別添2「 購入した抗原定性検査キットで新型コロナウイルス抗原陽性となった場合の対応方法」を配布すること。
別添1-2(福岡県版)同時検査キット購入者への説明用資料(R5.1.23)
別添2 購入した抗原定性検査キットで新型コロナウイルス抗原陽性となった場合の対応方法(R5.1.23)
参考資料
医療用抗原検査キットの、薬局での特例的な販売にあたり、使用前の状態の確認、販売からその後(医療機関への適切な受診勧奨等)に至るまで、薬剤師による薬学的知見に基づく適切な対応が重要となります。販売する際には【参考資料】自己学習用スライド(第1.3版)をお目通しの上、適切な販売に努めて頂きますようお願いいたします。
福岡県での取扱いと相違する部分がございますが、本資料を参考にしながらご活用いただきますようお願い申し上げます。
※スライドP37 医療用抗原定性検査キットの使用方法
綿球部分を⿐の⽳の⼊り⼝1〜2cmのところに差し込み、約15秒間回転させながらこすります。
→【福岡県】鼻孔から2cm 程度綿棒を挿入し、鼻の内壁に沿わせて5回程度回転させて5秒程度静置し、引き抜く。
自己学習用スライド(第1.3版)(R4.6.17更新)