質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
質疑・応答検索
相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。
※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。
1日3回投与のセフェム系抗菌薬の1日量を、1日2回で投与して良いか?(薬局)
薬効・薬理、体内動態 |
|
年月 | 2017年10月 |
セフェム系抗菌薬は時間依存性抗菌薬で、抗菌薬の血中濃度が最小発育阻止濃度(MIC)を超えている時間(TAM:Time above MIC、T>MIC)を長時間保つことが重要である。セフェム系抗菌薬は、24時間の中でTAMの割合(%TAM)が40%以上で増殖抑制作用、70%以上で最大殺菌作用を示すことが示唆されており、1回の投与量を増やして最高血中濃度を高めるよりも、投与間隔を短く分割投与する方が有効である。