薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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リスペリドン、インチュニブ、モサプリド、ミヤBM、オロパタジン、五苓散、苓桂朮甘湯を服用中。起立性調節障害で吐き気や立ちくらみがある。今朝、追加で処方されたメトクロプラミドを服用したが、一般用医薬品の乗り物酔い止め薬「センパアQT」か「ハピコム」を服用して問題ないか?(県民)
相互作用防止 |
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年月 | 2024年2月 |
いずれの薬剤も服用は勧められない。オロパタジンとそれぞれの薬剤に含まれる抗ヒスタミン薬(センパアQT:d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、ハピコム:メクリジン塩酸塩)の作用が重複する。また、メトクロプラミドとそれぞれの薬剤に含まれるスコポラミン臭化水素酸塩で、相互に消化管における作用を減弱する可能性がある。