薬事情報センターに寄せられた県民・医療従事者からの相談事例
相談事例をご覧になる方へ
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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カンデサルタン、ナトリックス、シロドシン、ニフェジピン、リクシアナ、ラベプラゾール、アトルバスタチンを服用中の患者。(1)サワシリンまたはフロモックスまたはルリッドまたはジスロマックまたはクラビット、ロキソニンまたはカロナールまたはボルタレンとの相互作用は?(2)外科処置は問題ないか?(歯科医師)
相互作用防止 |
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年月 | 2024年2月 |
(1)カンデサルタンとロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)またはボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)で、降圧作用減弱、腎機能障害者で腎機能悪化の可能性があり、併用注意。
ナトリックス(インダパミド)とロキソニンまたはボルタレンで、利尿降圧作用減弱の可能性があり、併用注意。
リクシアナ(エドキサバントシル酸塩水和物)とロキソニンまたはボルタレンで、出血の危険性増大の可能性があり、併用注意。
クラビット(レボフロキサシン水和物)とロキソニンまたはボルタレンで、痙攣誘発の可能性があり、併用注意。
ラベプラゾールを消化性潰瘍で服用の場合、ロキソニンまたはボルタレンは禁忌。
(2)リクシアナは抗凝固薬であり、十分な止血処置を行う。