公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

イフェクサーSRカプセルを脱カプセルして、用量を調節してよいか?(薬局)
調製法等
年月 2025年7月 

イフェクサーSRカプセルは、有効成分のベンラファキシン塩酸塩を含む核顆粒に、水溶性ポリマーと水難溶性ポリマーからなる放出制御膜をコーティングした徐放性顆粒を硬カプセルに充填した徐放性カプセル製剤である。
脱カプセルは可能だが、カプセルの内容物を砕いたり、すりつぶしたりして服用すると、徐放性が失われ、血中濃度が上昇するおそれがある。従って噛まずに服用する。

(イフェクサーSRカプセル37.5mg・75mgインタビューフォームより)

カプセル内の顆粒はさまざまな溶出速度の顆粒から成っており、カプセルごとにベンラファキシンの血中濃度を一定に長時間保つように製剤設計されている。そのため、複数のカプセルから顆粒を取り出して用量を調節して調剤した場合には、溶出速度の偏りが生じる可能性がある。

(錠剤・カプセル剤 粉砕ハンドブック 第8版 じほう より)

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