質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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腫瘍マーカーのCEAは、癌以外ではどのような時に上昇するか?(薬局)
検査値・検査方法 |
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年月 | 2011年3月 |
CEA(Carcinoembryonic antigen:癌胎児性抗原)は内胚葉由来の消化管粘膜の癌化の際に特異的に出現するので、大腸癌等の消化器癌を中心に汎用される代表的マーカーである。高齢者や長期喫煙者では高値を示す。また、肺炎、気管支炎、結核、潰瘍性大腸炎、急性・慢性肝炎、肝硬変、慢性膵炎、糖尿病、腎不全、甲状腺機能低下症等で若干高値を示す。