質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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検査値の1,5-AGとは何か?影響を与える薬剤は?(薬局)
検査値・検査方法 |
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年月 | 2015年5月 |
1,5-AG(1,5-アンヒドロ-D-グルシトール)は、グルコース誘導体の一種のポリオールで、食物から経口摂取される。
特徴 |
基準値は、14μg/mL以上(上限の目安は、男性45μg/mL、女性30μg/mL)。 |
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検査値に影響を与える薬剤 |
糖尿病用薬 |
SGLT2阻害薬 |
尿糖排出の作用機序より、減少。 |
α-グルコシダーゼ阻害薬 |
体内での1,5-AG合成に干渉するため、減少。 |
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副腎皮質ステロイド |
尿糖排泄閾値が低下すると減少。 |
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デキストリン |
1,5-AGを多量に含有するため、投与により異常高値。 |