質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
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県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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抗菌薬の感受性検査で使用されるオキサシリンとは?(薬局)
検査値・検査方法 |
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年月 | 2015年11月 |
オキサシリン(5-methyl-3-phenyl-4-isoxazolylpenicillin:MPIPC)は、日本では未発売のβ-ラクタム系抗生物質で、黄色ブドウ球菌のMRSA(methicillin resistant staphylococcus aureus:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)又はMSSA(methicillin sensitive staphylococcus aureus:メチシリン感受性黄色ブドウ球菌)の判定に用いられる。MIC(最小発育阻止濃度)値などの測定がメチシリンよりも検出しやすいため、メチシリンの代わりにMRSA薬剤感受性試験の判定用薬剤として繁用される。ディスク拡散法では阻止円径≦10mm、微量液体希釈法ではMIC値≧4μg/mLの場合にMRSAと判定する。