質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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腎機能「障害者」の高尿酸血症へのアロプリノールとフェブキソスタットの使用法は?(薬局)
薬効・薬理、体内動態 |
|
年月 | 2016年4月 |
腎機能が低下すると尿酸排泄が低下し、高尿酸血症の頻度は高まる。アロプリノールは腎排泄型で、腎機能に応じた用量調節が必要である。フェブキソスタットは糞中・尿中にほぼ均等な割合で排泄されるため、軽度から中等度の腎機能低下者でも用量の調節は不要だが、慢性腎臓病(CKD)におけるエビデンスは不十分である。
薬剤 |
CCr(mL/mim) |
透析 (HD) |
||
---|---|---|---|---|
>50 |
10~50 |
<10 |
||
アロプリノール |
200~300mg |
50~100mg |
50mg |
100mg |
フェブキソスタット |
1日1回10mgより開始し、維持量20~40mg(最大1日60mg) |
用量調節は不要。 |