公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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ホクナリンテープが剥がれた場合、再貼付が必要か?(薬局)
薬効・薬理、体内動態
年月 2016年11月 

ホクナリンテープ(ツロブテロール)は、貼付12時間後に約74%の薬物が皮膚へ移行する(喘息患者)。健常成人に24時間貼付した時の薬物の皮膚移行率が82~90%であることより、貼付12時間後の皮膚移行は24時間貼付時の約85%に相当する。この成績から就寝前に貼付した場合、起床後に剥がれても有効性に大きな影響はないと考えられる。皮膚移行率から考えると、貼付後12時間を経て剥がれた場合は再貼付する必要はないと思われるが、患者の症状に合わせ、医師の判断で再貼付することもある。なお、3、6、9、12時間後に再貼付した場合の血中濃度のシミュレーションでは、最高でも再貼付しない時の約1.3倍程度であり、最高血中濃度は経口剤の2/3以下であった。従って再貼付での過量投与による副作用は発現しにくいと考えられる(マイランのホクナリンテープのホームページFAQより)。

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