質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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タプロス(タフルプロスト)点眼液を使用している。あふれた液は使用後に拭き取るように言われたが、なぜか?(一般)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦 |
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年月 | 2012年3月 |
タプロス(タフルプロスト)点眼液は緑内障治療に使用されるプロスタグランジン製剤である。プロスタグランジン製剤は、虹彩(黒眼)や眼瞼への色素沈着(メラニン増加)や眼周囲の多毛化(まつ毛が太く、長くなる等)が起こる可能性がある。眼瞼の色調変化や眼周囲の多毛化を防ぐため、あふれた液は清潔なガーゼやティッシュで拭きとるか洗顔する。眼瞼の色調変化や眼周囲の多毛化は、投与中止後は徐々に消失・軽減する可能性があるが、虹彩(黒眼)の色調変化は、点眼を中止しても元に戻らない。片眼のみ点眼している場合は、左右の黒眼の色に差が出てくる場合もあるので注意する。