質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
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県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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抗コリン作用を有する薬剤の眼に対する作用は?(薬局)
薬効・薬理、体内動態 |
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年月 | 2012年8月 |
抗コリン作用薬(副交感神経遮断薬)は、ムスカリン性アセチルコリン受容体を競合的に阻害して副交感神経の作用を抑制する。眼に対しては、ムスカリン性アセチルコリン受容体M3の遮断により瞳孔括約筋が弛緩して散瞳を生じる。また眼の毛様体筋も弛緩するため、眼圧上昇や遠視性調節麻痺(遠景には焦点は合うが近距離の物体がぼやけて見えにくい)が起こる。