質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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臨床検査で出血時間とは?(薬局)
検査値・検査方法 |
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年月 | 2012年8月 |
臨床的に1次止血を反映するスクリーニング試験として、手術前検査等で実施されることが多い。皮膚にメスで切創を作り、湧出する血液を30秒毎に濾紙に吸収し、出血が自然に止まるまでの時間を測定する方法で、基準値はDuke法(耳朶)で5分以内、Ivy法(前腕部)で2~5分である。血小板機能と血管系の異常を反映するが、検査手技に関する問題が指摘されている(特にDuke法)。切創の大きさ等が結果に大きく影響し、定量性、再現性に乏しく、有用性について否定的見解が多い。