質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ

福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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| クレンザーを誤食した場合の家庭での処置は?(一般)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦 |
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| 年月 | 2017年10月 |
クレンザーは研磨剤を含んだ洗浄剤で、粉末、クリーム状、液体がある。
(成分)研磨剤(天然ケイ酸系鉱物、シリカ、炭酸カルシウム等)10~95%、陰・非イオン界面活性剤1~10%(台所用洗剤より少量)、香料、水。他に漂白剤、有機溶剤、殺菌剤等を含有する製品もある。
(毒性)製品として:マウス経口LD50は、粉末(10g/kg以上)、クリーム状・液体(5mL/kg以上)。
研磨剤:ほとんど毒性はない。
界面活性剤:細胞膜のリピッド層に直接作用して膜の機能消失、直接的粘膜刺激作用がある。
陰イオン界面活性剤:ヒト経口推定致死量は、約200g。マウス・ラット経口LD50は1~5g/kg。
非イオン界面活性剤:マウス・ラット経口LD50は8~30g/kg。
(症状)通常、誤食程度では重篤な中毒は起こらない。
陰・非イオン界面活性剤として、口腔・咽頭の炎症、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、しゃっくり、鼓腸。極めて大量服用の場合は、運動麻痺、体温低下、痙攣、血圧低下、肝障害症状としてGOT・GPT上昇の報告がある。
(処置)少量の誤食では、牛乳(120~240mL。幼児は15mL/kg以下)や卵白等を与え、経過観察。症状がある場合は受診する。大量服用時は催吐(乳幼児の場合、吐物を気管内に吸い込むことがあり、注意が必要)。














