質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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眼科手術時は、抗血栓薬を休薬する必要があるか?(薬局)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦 |
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年月 | 2014年5月 |
〔白内障手術(通常の水晶体超音波乳化吸引術、水晶体嚢外摘出術)〕
手術創が小さく、短時間、低侵襲で手術できるため、抗血栓薬にかかわらず出血頻度は非常に低く、原則継続下で実施する。ただし、ワルファリン服用中の患者は、術前日にPT-INRを測定し、治療域でコントロールされていることを確認の上、実施する。
〔緑内障手術(通常の繊維柱帯切除および繊維柱帯切開術)や硝子体手術〕
術中の眼内圧の変動が大きく出血のリスクが高いため、手術時には原則主治医と相談の上での休薬が基本となる。血栓・塞栓症のリスクが高い場合は、補正またはヘパリン置換を行う。