質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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低カリウム血症の治療で、カリウム補給に使用するカリウム剤の使い分けは?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2012年9月 |
急速なカリウムの点滴静注は不整脈や静脈炎を引き起こすため、緩徐な補正が原則で、カリウムの補給は経口投与を第1選択とする。経口カリウム剤には、無機カリウム製剤の塩化カリウムと有機酸カリウム製剤のL-アスパラギン酸カリウムやグルコン酸カリウムがあり、どちらを使用するかは病態によって異なる。低クロライド血症性代謝性アルカローシスや酸・塩基障害を伴わない場合は無機カリウム製剤を使用し、代謝性アシドーシスの場合は、体内で重炭酸イオン(HCO3-)に変化する有機酸カリウム製剤を使用する。