質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
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県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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胃摘出後に低血糖を起こし、セイブルが処方されたが、糖尿病の薬ではないのか?(一般)
疾病・治療法 |
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年月 | 2012年11月 |
胃摘出後は、食物が空腸へと急速に流入することで腸管からの糖の吸収が過剰となり一過性の高血糖を生じ、インスリンが過剰に分泌されて反応性の低血糖を起こす(食後2~3時間後に発現する後期ダンピング症候群)。セイブル(ミグリトール)等のαグルコシダーゼ阻害薬は糖の消化吸収を遅らせ、食後の過血糖を抑制することにより二次的な血中インスリン上昇を抑制する目的で使用される(保険適応外使用)。