質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
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リウマチの検査で抗CCP抗体とは何か?(一般)
検査値・検査方法 |
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年月 | 2012年11月 |
抗CCP抗体〔抗シトルリン化ペプチド抗体(Anti-cyclic citrullinated peptides antibody)〕は、シトルリン化蛋白の一つであるフィラグリンのシトルリン化部位を含むペプチドを環状構造とした抗原(CCP:cyclic citrullinated peptide)を用いて検出される自己抗体である。関節リウマチ(RA)患者の関節滑膜には多くのシトルリン化蛋白が発現し、血清中にはシトルリン化抗原に対する自己抗体が産生されている。 抗CCP抗体はRAに対する高い特異性と感度を有し、RA発症早期から陽性となるため、RAの早期診断、確定診断に有用である。