公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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オリーブの実の塩漬けを作る前の渋抜きの方法は?(薬局)
食品・健康食品
年月 2014年10月 

オリーブの品種は1,200種以上あり、日本では一般に4品種が栽培されているが、ミッション種やマンザニロ種が塩漬けの代表的な品種である。生のままでは渋が強く食べられないため、渋抜きが必要である。いずれの方法も変色を防ぐため、空気に触れないようにする。

水酸化ナトリウム

プラスチックのバケツに水酸化ナトリウム水溶液(濃度:マンザニロ種は1.8%、ミッション種は2.0%)を作り、実を入れ落し蓋をし、6~12時間漬け込む。2時間ごとに軽くかき混ぜ、漬け込み約4時間後から渋抜きの程度を確認する。実を半分に切って、種子の周辺が白色からクリーム色に変化したら渋抜き完了とする。渋抜きが完了したら、1日3回、ホースの先をバケツの底に入れ、濁った水をあふれ出すように交換する。2~3日繰り返し、水酸化ナトリウムを抜く。濁った水が出なくなったら完了。

1kgの実に約200gの塩をまぶし、瓶に入れておく。約半年で渋が抜ける。
塩辛いので、薄い塩水で塩抜きが必要。

重曹

種を抜いたグリーンオリーブを3%の重曹水に漬け、毎日、重曹水を取り替える。
約10日で渋が抜ける。

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